
今日はフュージングについてお話します。
フュージングとはガラスを窯(キルン=英語で窯のこと)に入れて、ゆっくりゆっくり溶かして、ガラス同士を融合(フュージョン)させる技法です。
…とは言っても、何だか分からない~という方も多いのですが、写真のペンダントヘッドもフュージングで作ったものです。これは板のガラスを使って作っているのですが、むずかしくはないので、私は初心者の方にオススメしてます。
用意するのは、板のガラス(透明・水色・クリーム色)をすこしづつ。道具は、オイルカッターとザクザク。最近はハンズとかユザワヤ、ジョイフル本田にも置いてあるみたいです。
気をつけなければいけないのは、ガラスには膨張係数というものがあり、これはガラスに熱変化を与えたときにどのくらいの割合で変化するのかを数字で示したものです。膨張係数が違うガラス同士を重ねて焼くと、割れてしまうので、ガラスを買うときには、この膨張係数を確認してください。
各メーカーごとに、膨張係数は違うので、同じメーカーのもの同士で焼けば大丈夫です。でも、フュージング用のガラスは膨張係数をしっかり合わせてあるのでいいんですが、ステンドグラス用のガラスの場合、膨張係数の検査をしてないので、気をつけたほうがいいです。
今回は、アメリカのブルズアイというメーカーのガラスを使ってます。フュージングガラスはここのが種類たくさんあって、質もしっかりしてます。
土台の透明ガラスを切ります。そのあとは、水色のガラスを5mm幅くらいに切って、あとはザクザクで5mmくらいに切ります。真ん中のクリーム色は1cm角くらいにカッターで切って、あとはザクザクで角を落としました。
あとはキルン(窯)に入れて、760℃で焼けばできあがりです!
(最近、手探りでがんばっている方たちが検索でたくさんきますが、もし困ったことがあったら連絡ください~。できることならお答えします。)
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- 2008/01/16(水) 13:56:13|
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